この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
自動車を運転していたご依頼者さまは、センターラインを越えてきた加害者の自動車に正面衝突される交通事故の被害を受けました。事故から数日後、治療の適切な受け方や、保険会社との示談交渉などについて弁護士に相談したいと考えたご依頼者さまは、弁護士法人プロテクトスタンス名古屋事務所へ連絡されました。また、自動車で運搬中だったバイクなどが破損したため、物損被害の対応も依頼されました。
解決への流れ
事故から数か月後、ご依頼者さまは加害者側の保険会社から治療費の打ち切りを打診されましたが、まだ痛みが改善されていないため、治療の継続を希望していました。本件を担当した弁護士が保険会社と交渉したことで、治療費の延長が認められ、治療を続けることができました。しかし、治療を続けたものの頸部(首)に痛みが残ったため、後遺障害の等級認定の申請手続きを弁護士が進めたところ、14級に認定されました。加害者側の保険会社との示談交渉では、逸失利益や物損の賠償金額に関して意見が対立し、合意に至らなかったため訴訟を提起しました。訴訟では弁護士が適切な証拠を提示しながら主張を積み重ねた結果、物損被害も含めて170万円が支払われる内容で和解に成功。すでに自賠責保険から支払われていた保険金との合計で、259万円を獲得することができました。
交通事故の被害に遭った場合、さまざまな手続きが必要となります。たとえば、次のような手続きです。・治療費の打ち切りに対する延長交渉・後遺障害が残った場合の等級認定の申請・物損も含めた加害者側との示談交渉・示談が不成立になった場合の訴訟対応いずれの手続きについても、法的な専門知識と経験が求められます。安心して治療に専念できるよう、交通事故に詳しい弁護士に相談し、対応を依頼することをおすすめします。