この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
私(男性)は不倫して妻にばれました。すると、妻から、私と不倫相手に対して慰謝料を求める訴えを起こされました。その金額はインターネットで調べるととても高額のようです。私は、妻から請求された金額を全額支払う必要があるのでしょうか。
解決への流れ
裁判所を通して妻に対し、謝罪の言葉を伝えるとともに、現実的に支払える金額を説明し、最終的には通常認められる程度の金額に減額した内容の和解となりました。
本件では、精神的損害の損害額をどのように評価するかが最大の争点でした。同種の他の事案と比較して請求金額は多額であり、判決となれば認めらない可能性が高い金額でした。しかし、依頼者は、判決ではなく妻への謝罪するとともに、できるだけのお金は支払いたいという意向でした。そこで、裁判所を通して、妻に依頼者の謝罪の言葉を伝え、現実に支払える金額を誠意をもって説明したことで、結果として通常認められる範囲の金額に減額した内容での和解となりました。