この事例の依頼主
10代 女性
相談前の状況
バイク事故(走行自動車と衝突)で重傷を負い、意識不明の状態。
解決への流れ
事故直後より相談を受け受任、以後約4年にわたり賠償交渉・裁判等を担当。自賠責保険に後遺障害認定請求を行い、自賠責後遺障害等級別表1第1級「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」との認定を受け、自賠責保険会社2社から8000万円の支払いを受ける。その後、提訴し、加害者側より既払金を除き、将来介護費約1億500万円、将来雑費約1300万円、成年後見人費用約920万円を含む約1億6300万円が支払うとの内容で和解が成立(過失相殺1割)。
若年の女性が一生に関わるような重傷を負われたケースでした。私が事故直後、受任し、賠償交渉だけでなく刑事事件における被害者支援(=被害者親族による意見陳述)等のサポートも担当しました。4年にわたり関わりましたが、その過程で裁判で今後の生活のための必要費(介護器具代・用品代等)をきちんと立証できるように記録・証拠化に努めました。成年後見制度を利用し(代理人として申立を担当)、社会福祉の制度も使いながら、今後人生を送ることができるだけの賠償を得ることができるよう最善を尽くしました。