この事例の依頼主
80代以上 男性
相談前の状況
93歳の男性が交差点を歩行して横断中、左折自動車に接触転倒して頭を打ち、死亡したというケースでした。
解決への流れ
事故直後より相談を受けご遺族から受任、賠償交渉だけでなく刑事事件における被害者支援(裁判官による意見陳述書の代読)等のサポートを含め約2年半担当しました。ご遺族の代理人として自賠責への請求、裁判を担当しました。裁判では被告側より、被害者が事故当時服薬していた薬が死亡の結果に影響しているとして素因減額を主張されましたが、医師意見書を提出した結果、被告側の素因減額の主張を認めないとする内容により金1100万円を支払うとの和解が成立しました。
90代の男性が被害者となった交通事故です。依頼者(遺族)の1人である妻(90代)は長年連れ添われた夫を突如亡くし、悲痛な思いをされている中での担当となりました。裁判では、医学的な争点がありましたが、担当医への面談・意見書作成を行い、立証をした結果、同争点については当方の主張を認める形での和解が成立しました。